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    インプラントやめた方がいいですかね?

    2008(8月)~20011(8月)までの記事 comments(1) trackbacks(0) そうる
     先日、お世話になっている歯科医院の忘年会で、
    同僚の先生と学会や診療の話しになって…
    「インプラント」の話題がでました。

    今、私の診療所に「インプラント」の予後が思わしくなく、「入れ歯」でとても苦労されている患者さんが来ています。
    なぜ、苦労しているかというと…
    「インプラント」の失敗?により顎が吸収、無くなってしまった(通常よりも過度に)為に、最終的に「入れ歯」に頼らざるを得なくなった方です。

    はっきり言って…かわいそう…悲惨です。
    タイヘン苦労なさっています。
    (それを義歯の技術でどうにかできないか?と、試行錯誤中ですが…。)

    で、何がいいたいか?というと、
    安易に「インプラント」に手を出さない方がいい。 ということです。

    それは、患者さんにも、ドクターにも言えることだと思います。

    今、世の中では(歯科では)、「インプラント」の話題にことかきません。
    しかし、良い面と悪い面 半々の状態だと思います。

    「インプラント」を全否定しているわけではありません。

    「インプラント」も、症例を選び、吟味したうえで、知識や技術、経験などを踏まえてしっかりとした根拠の上に行われるのであれば とても有用な方法、技術だと思います。

    義歯を好きで今までやってきた自分にとっては、懸念があります。
    それは、
    「介護」という問題です。
    「介護」が必要になったとき…誰が?インプラントのメインテナンスをするのでしょう?

    また、年をとって何か不具合が起きたとき…色んな疾病をもっていたり、寝たきり状態であったなら・・・どうでしょう?

    はたして、「インプラント」は、三種の神器 になれるでしょうか?

    入れ歯なら、預かることもできますし、その場でどうにかこうにか使えるように出来る可能性があります。
    「インプラント」はどうでしょうか?

    また、術者側の問題もあります。

    今は、手っ取り早く「お金」になります。
    しかし、義歯を作れない(かめない入れ歯)、義歯ってヤッカイ・・・と思っている方が、「インプラント」に飛びついた!としたら・・・ とても怖いことです。

    私は、「義歯はバランス」と思っています。

    義歯ならば、足したり、引いたりできますが…
    「インプラント」はどうでしょう?

    それで、今通ってくださっている患者さんは、とても苦労しています。

    そういうことを、患者さんも、ドクターもしっかり理解した上で「インプラント」を扱わないと…
    タイヘンなことになってしまいます。

    「インプラント」は、「有用」だとおもいますが、ちゃんとした考え、ちゃんとした根拠にもとづかなければ・・・凶器にもなる。 ということです。

    で・・・
    同僚の先生が、「インプラントは、辞めた方がいいですかね?」という質問を私にされたので、

    「インプラントは有用ですよ。しかし、ちゃんと考えなきゃいけないし、ちゃんと学ばねばなりませんよね?安易に行うものではないと思います。」
    と、お答えしました。
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